辻井伸行「テンペスト(ベートーベン)」Nobuyuki Tujii : ピアノ演奏:piano performance: für Klavier Nr.17 d-Moll Op.31-2(Ludwig van Beethoven)


動画元:Nobuyuki Tsujii – Beethoven | Klangraum Waidhofen
動画投稿者:Klangraum Musikfestivals

【 投稿記事一覧 】

【 辻井信之さんの動画記事 】

画の説明

御紹介した動画の説明欄を訳してみます。

説明文は英語とドイツ語で書かれているようで、管理人の誤訳があるかもしれません。

御了承ください。

Nobuyuki Tsujii spielt Ludwig van Beethoven – Klaviersonate Nr. 17 in d-Moll, Op. 31 Nr. 2 (Der Sturm), 3. Satz – Allegretto | 16.03.2012 im Kristallsaal des Rothschildschlosses in Waidhofen/Ybbs, Österreich | Aufnahme: ORF Landesstudio Niederösterreich.

< 日本語訳 >

辻井伸行さんは、
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
「ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調【テンペスト】Op.31-2
を演じた。

早めの演奏です。

2012年3月16日、オーストリアのワイドホーフェンに建てられている
ロスチャイルド城のクリスタルホールで、
ORFリージョナルスタジオローワーオーストリアにより撮影されました。

引用:Nobuyuki Tsujii – Beethoven | Klangraum Waidhofen

今回、御紹介した動画は2012年に辻井伸行さんがオーストリアでピアノ演奏をした様子を撮影したもののようです。

【辻井伸行さんの詳細は下記の記事を御覧ください】

【ロスチャイルド城の場所】

「テンペスト」について

一般的に知られている「テンペスト」は通称で、本当の名称は「ピアノソナタ第17番 ニ短調 作品31-2」と言います。

「テンペスト」は、1801年~1802年に作曲が進められ、1804年に発表されました。

一般的に知られている「テンペスト」という通称は、ベートーベンの弟子がこの曲の解釈について質問したとき、ベートーベンが「シェイクスピアの『テンペスト』を読め」と返答したことが発端になっています。

シェークスピアのテンペストについて

イングランドの劇作家シェイクスピア最後の作品で、1612年頃に初演されました。

「テンペスト」の意味は嵐です。そのため日本語では「あらし」とも訳されることがあります。

あらすじ

ナポリの王様一行が乗った船が大嵐のため難破し、陸地から遠く離れた島に漂着します。その島で一行は様々な経験をしていくのでした。

参考:Wikipedia「ピアノソナタ第17番 (ベートーヴェン)」

ベートーベンについて

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ベートーベンは1770年12月16日に、現在のドイツのボンという土地で長男として産まれました。
本名は「ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven)」

【ドイツのボンの場所】

ベートーベンのお父さんはテノールの宮廷歌手でしたが、お酒好きで収入は途絶え気味だったため、ボンのケルン選帝侯宮廷の歌手だった祖父に生活の援助をしてもらっていました。

そのため、1773年に祖父が亡くなるとベートーベン一家の生活は貧しくなり、お父さんはベートーベンの才能をあてにしようと、ベートーベンに虐待並みの「音楽のスパルタ教育」をするようになります。

1787年頃には、お父さんはアルコール依存症で無職になっており、同時期にお母さんが肺結核で亡くなると、ベートーベンは仕事を掛け持ちしながら、お父さんや小さい兄弟たちの世話をする日々を送るようになるのでした。

1792年11月にオーストリアの作曲家ハイドンの弟子になるためオーストリアのウィーンに移住し、その後すぐにピアノの即興演奏の名手として有名になっていきます。
ベートーベンのお父さんは、ベートーベンがウィーンに移住した翌月の12月に亡くなりました。

【ウィーンの場所】

聴覚を失ってから晩年まで

ベートーベンは20代後半くらいから持病の難聴が悪化していき、40歳頃にはほぼ聞こえなくなっていたようですが、そのような状況でも作曲活動を続けていきます。

1827年、肝硬変のため58歳(満56歳)で死亡。

ベートーベンの葬儀出席者は2万人もの人々が参列したそうです。

参考:Wikipedia「ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン」

動画を記事にした理由

管理人は約1時間かけて出勤しているのですが、電車の中で幾つかの音楽系のYouTube動画を観て時間を過ごしています。

その中の一つが今回御紹介した辻井伸行さん演奏の「テンペスト」で、このピアノを聞いていると「今日も仕事を頑張ろう」というきもちが湧き上がってくるのです。

自分と同じように、仕事で疲れを感じたまま日々を過ごしている方の癒しになれば良いなという思いから、この動画の記事を書きました。

まとめ

御紹介した動画はいかがでしたか?

上記のように、管理人は毎朝この動画を観ていますが飽きることはありません。

人には向き不向きがあるので全ての人が管理人のように感じるとは思っていません。

ただ、今回御紹介した動画で癒される方がいらしたら幸いに思います。